6歳3歳1歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」のがっちゃんです。
2019年10月30日(水)〜11月18日(月)に大丸京都店で開催中の
「かこさとしの世界展」に長女と一緒に行ってきました。
かこさとし先生の作品といえば
「からすのパンやさん」
「だるまちゃん」シリーズ
が人気どころですね。
しかし、「え?これもかこさとし先生の作品だったの?」と言う絵本もたくさんあります。
かこさとし先生の歩みを、原画や作品とともにゆっくりながめることができる展示会でした。
今回は「広く浅くまるく」のマルコちゃんとまさか同日に訪問していたので、久しぶりにアイキャッチコラボしてみました♡
展示室は写真NG。写真撮影可能なスポットは?
最近では写真撮影が可能であったり、SNSへの投稿がOKな展示会が多いですが・・・
「かこさとしの世界展」は場内写真撮影が禁止されています。
チケットを購入し、会場内に入ると警備の方がしっかりと付いており、作品がとても大切に扱われていました。
とは言うものの、入場前のスペースには写真撮影スポットがいくつかありました。
だるまちゃんの赤色は、記憶にも写真にも鮮やかに残ってくれますね。
かこさとしの世界展は孫と楽しめる展示会
会場内には、ご年配の女性客がたくさんいらっしゃいました。
それもそのはず。
かこさとし先生の1作目は1959年の「だむのおじさんたち」です。
現在では2007年に復刻版が発売されていますね。
私も、昭和・平成・令和と時代を流れてきましたが、しっかりとその時代の足跡が残る絵本も何冊も残してくれている、かこさとし先生の絵本。
長く愛され、今もなお子どもたちに愛されている作家さんだからこそ、世代を超えた楽しみがあり、そこを共有する楽しさがありますね。
絵本好き母の目線からかこさとし先生の歩みを語る
この展示会は、かこさとし先生の歴史にフォーカスしています。
かこさとし先生が生きた時代は、厳しい戦争中や、敗戦後に日本が復興していく時代。
そこから生み出される作品を、ほぼ時系列で並走することができます。
恥ずかしながら、私はかこさとし先生の絵本以外の作品を知りませんでした。
展示会の中では、初期の絵を拝見することもできました。
▼かこさとし先生の歴史に関してはこちらの記事で読めます。
その絵の中には時代の厳しさを醸し出す色や余韻があり、なんとも苦い気持ちになりました。
そして奥へ進むにつれ、子どもに関わる作品を手がけ始め、子どもたちとの関わりも深くなっていく先生の人生。
そんな人生を象徴するかのように、絵のラインが丸く、線も柔らかく色も暖かみのある鮮やかさを帯びてくるようになっていました。
それはもう、私が知っているかこさとし先生の絵でした。
かこさとし先生の「絵」の人生において、いかに子どもという存在が大きいかを、先生の人生とともに感じることができました。
ゆっくりゆっくり歩みを進めていくと、私たち世代でも知っている「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンや」に行き着くことができます。
私が古本屋で購入した「サン・サン・サンタ ひみつきち」は2019年9月に復刻版が出ています。
もちろん世界展の中でも原画が飾られていましたよ。
クリスマスを待つこの季節に、手にとって欲しい1冊です。
▼2年前に「かこさとしふるさと絵本館」に行ったレポはこちらです
グッズも豊富で絵本も購入できました
展示会の最後にはもちろん物販コーナーもありました。
展示されていた絵本はもちろんのこと、普段はなかなか手にできないだるまちゃんの人形や、グラニフとコラボした洋服も。
そうそう。
私の前を、すごく嬉しそうに真っ赤なだるまちゃんの人形を抱えた女の子がレジに並んでいました。
赤色のだるまちゃんの人形は私も最後まで購入を迷いました・・・。
イベント情報
会場▶︎大丸京都店6階 大丸ミュージアム
時間▶︎10時〜午後7時30分
入場料▶︎大人1,000円、大高生800円、小中学生400円
優待料金や団体割引もあります。
詳しくはこちらイベントサイトをご覧くださいね。
なお、かこさとし先生の作品展は、現在全国巡回しており、11月18日までが大丸京都店での開催となっております。
この後、2020年2月から八王子で開催予定です。
展示会がお近くで開催されることもあるので、ホームページにて要チェックですね♫
実家にはたくさんのだるまちゃんやからすのパンやさんの絵本があるようで・・・。
これがほんの一部っていうからマニアはすごい・・・。
年末の帰省時にゆっくり長女と読みたいと思います。
コラボしたマルコちゃんのイベントレポはこちら!