がっちゃんです。
「よりみち家族 | 共働きの暮らしと子育て。たまによりみち」というブログを書いているヨリさんの本が2022年2月25日に発売されました。
Twitterで販売の告知を見てすぐに予約!発売日にポストに投函されたのでウキウキしてほんと対面した時…「私、何でこういった本が好きなんだろう?」って、改めて感がさせられました。
私の好きなブログとは
私は日常のちょっとしたことを日々呟くように書くブログが好きなんです。
- 今日は明日の自分のためにこんな下ごしらえを済ませた
- これが嫌でこんな工夫をしている
- これを買って見て置いてみた、使ってみた
- こんな本を読んでみた
とか…書き方によっては、おすすめ品や時短テクなどをキャッチーな形で記事にすることができるかもしれないネタを、あくまでも自分の日常の時間軸において綴るブログが好きなんですね。
そして、子どもが3人になってからは、自分の生活と似たような時間軸で奮闘し、それをできる限り定期的に長く継続しているお母さんのブログを探し、SNS経由で辿り着いたのがヨリさんでした。
継続的であり定期的であることは最重要です。とにかく孤独な毎日だったので。
癒しも欲しい、共感も欲しい、でも今を自分ができる範囲でちょっと良くする前進も欲しい。ヨリさんのブログはそう言った自分を満たしてくれる物でした。
「暮らしの最適化」
この本を読んだ最大の収穫は「小さな工夫と積み重ねを絶え間なく続けることで大きな収穫へとつながっていく」という事実でした。ブログでも日常生活でも。
ヨリさんの「暮らしの最適化」には実に93もの工夫が紹介されています。
- 東京都内2LDK約50㎡の賃貸マンション
- 5人家族(子ども7歳5歳3歳)
- 車なし
- 共働き
- 双方の実家遠方
共働きでも専業主婦でも、日常はそれぞれで忙しく、その中で自分のやるべきことをこなしていくのって、走りながら別競技ももこなしていく感覚です。
ただ、走りながらただゴミ箱にゴミを投げ入れれるだけではなくて、そこにちょっとピタゴラスイッチみたいな装置があって、その装置を新設したり調節したりしている。
ヨリさんのブログは私にとってはそんな愛らしさがあるんです。
だから1つ1つが実生活につながることはもちろんですが、その経緯や動機に共感して、私も我が家のピタゴラの調節を確認しに行く、というわけなんです。
今、横にいる
本が売れないと言われる時代に、なぜ主婦の生活をテーマにした本が発売されるかと言われれば…
私が思うのは、やっぱりいつでも同じ時間軸を並走している人の姿を追いたいと思うからだと思っています。
有識者のレビューや専門家の家事術など…純粋に知識や技術だけを求めるのであれば、世の中には本だけでなくSNSやネットなど、有益な情報が無料でもたくさんあります。
でも、それでもそこの共感があって、「そうそう、ほんとやになっちゃう笑」って日常を共有できるものがあるからこそ、私は同じ世代の主婦の方の本を買う。
こういった自分の生活と並走する本が、「ゆくゆく子どもの反抗期や自立の際に読み返す本なんだ」って、「当時の自分を思い出させて何かかけがえのないものを与えてくれる本なんだ」って思っています。
だからこそ日常に寄り添う1つ1つの工夫や試行錯誤が全部自分ごとで、全部愛おしい。それがこの本の私の感想です。