がっちゃんです。
寒波もやってきて秋が深まった紅葉シーズン。
田舎に暮らす私は声を大にして言いたい。
「紅葉や秋の自然がモミジとイチョウだけであってたまるかー!!!!!」と。
自然散策は知らない植物はもちろん、その季節にしか出会えない植物の状態を見れるチャンス!
と言うことで、子どもたちと自然たっぷりの山中にある公園に行って遊んできました。
今日は秋の自然の写真をぎゅうぎゅう詰めでお送りします。
ムクノキ
葉っぱが落ちてしまってわかりづらいですが、樹木の感じからしても多分「ムクノキ」かなぁ。
木の表面を剥いてサンドペーパーがわりに使ったことから「むくの木」と呼ばれるようになったと言われています。
ピラサンカ
タチバナモドキに似ていますが…こちらはおそらく「ピラサンカ」。
11〜1月にこの赤い実が見られるそうです。この赤い実の中は毒性があるので要注意。
ノイバラ
ユリ科のサンキライ(サルトリイバラ)かバラ科のノイバラか迷うところですが、棘が見えたから、ノイバラなのかなぁ…
初夏には甘く香る花が咲き、秋には美しく美味しそうな赤い実がつく。でもそれは鳥たちに向けたもので、棘が下からの獲物をシャットアウト。その極端な姿が強い求愛にも感じます。
モミジバフウ
「フウの実」と呼ばれることもある「モミジバフウ」。大きな木の実が11〜12月になります。
これはその紅葉した葉です。
大きめの葉と実なので、かなり見応えがあります。
ハンノキ
小さな松ぼっくりに見えるけど、10〜12月に身をつけるハンノキの果穂。乾くと隙間からタネがこぼれ落ちるそうです。
センダン
これはセンダンの実がはじけた後の様子。
鈴なりに白い実がなるので、自然のクリスマスオーナメントにも見えます。初夏には薄紫の花が多数咲くようで、いずれそこもウォッチャーしたいな。
栗
中身は既にありませんでしたが、これは栗。9月ごろに出かけた時にはまだ実はあったのですが、自然は手が早いですね〜。
トゲトゲの殻斗(カクト)に覆われて、硬い果皮の中にあるまさに箱入り娘のような木の実ですね。
山歩きは観察力と考察力を伸ばす一歩
山歩きをすると、いろんな植物に出逢います。その植物の名前を調べようとすると、似たような植物がたくさん出てきて、その植物の特徴をしっかり掴んでいくことが必要になります。
「樹木はどんな感じか?」「木の枝は?」「葉の状態は?」「実のつき方は?」など。
1つだけを見てその植物を当てられることは、意外と少ない…。
じゃあ「なんでこの植物はこんな成り立ちをしているのか?」まで考え出すと、自然の法則のようなものもつながって、ほんと調べ物が止まらないです。
自然散策には観察力と考察力が詰まっている。私はそう感じています。
ちなみに愛読書はこちら。
リュックに入れて持ち歩くこともできるので、植物の名前や特徴を調べることができて便利♪
\クラフト制作で花となるシダローズの保存処理について、わが家の方法をご紹介しています/