7歳4歳2歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」がっちゃんです。
ある晩。
ふと、次男の足の裏を見たら足の裏が黄色く変色している部分がありました。
え?まさか糖尿病?皮膚癌?え?え!?
とパニックになり、皮膚科に行ってみると、この原因はカメムシであることがわかりました。
カメムシの画像は出てきませんので、ご安心を…!!
カメムシ皮膚炎
わが家の近所では春や秋になると異常にカメムシが発生します。
小さくて茶色くて丸い「マルカメムシ」で、私は今住んでいる家に引っ越して、初めて遭遇しました。
この時もカメムシがたくさんいる、ちょうど秋のよく晴れた暖かい日でした。
症状
2歳の次男がカメムシ皮膚炎になった状態がこちらです。
最初はその晩の夕飯だったカレーでも踏んだのかな?と思って擦っても、全然取れない!
よく見ると変色しているような状態です。すごく焦って皮膚科に行きました。
状況
この日の午後、マルカメムシがよく出没するわが家のお庭で子供達と遊んでいました。
その途中に次男が大きな声をあげて靴を脱ぐので、何かと覗いてみたらマルカメムシが次男の靴底に潜んでいました。
その時次男は素足でした。(この時期の子ってすぐに靴下脱いでしまいませんか…?涙)
びっくりしたとか、怖かったというよりは、痛かったような叫びと表情だったので、少し不思議に思っていました。おそらく痛かったんだと思います。
そしてその晩に、足の裏の変色を発見しました。
痛がった様子を見せたのは踏んだ時のみで、その後は痛がったり痒がったりすることはありませんでした。
カメムシ皮膚炎の原因
カメムシが出すあの臭い匂いの中には、アルデヒドと呼ばれる成分が含まれているそうです。
これを次男のように素足で踏むと、高濃度のアルデヒドが皮膚についてしまい、炎症や茶色い跡(色素子沈着)が残ってしまうのだとか。(※参照1)
痒みや痛みが生じたりすることもあるので要注意ですね。
今後の経過としては、次男の場合は痛みや痒みが出ていないので、そのまま自然消滅を待つのみとなりました。
多くの報告記事を拝見する限り、足の角層のターンオーバーにより自然消滅をされています。
受診して感じたこと
多分…この症状はあまりメジャーではなさそうです。
そのため皮膚科の先生がこの症例を知らない限り、大きな病気を疑われることもあるのかな、と感じました。
実際に、次男が受けた皮膚科の先生も見慣れない症例かもしくは初めてみる症例だった様子でした。
図鑑を持ってきて、そこに記載されている文章を何度も読み上げて診断されていました。
おそらく、私が問診票に「カメムシをふんで足の裏が変色した」と書いたことから、症状と治療法を検索したのだと思います。
カメムシのワードがなければ、その図鑑は引っ張り出せなかったのではないかな…?と。
ネットで調べた時も、悪性腫瘍にも似た症例のため大学病院へ紹介してしまったという話も出ていました。(※参照4)
医師も経験値によって診断が変わってくるものでしょうし、全てを熟知されているわけではないと思います。
それはもちろん致し方がないことですので、今回は私も良い経験になりました。
カメムシ皮膚炎の対策
今回は足の裏と皮膚が硬めの部分だったから、炎症がなかったのでしょうが、これが皮膚の弱い部分だったらと思うと、やっぱりゾッとしますね。
- 洗濯物への害虫混入を防ぐために、洗濯物はよく叩いて確認する
- 春や秋の季節、カメムシが多い場所で遊ぶ時は、靴下を履かせる
- カメムシを見つけても直接触らない
できることは限られますが、カメムシだけでなく、毒性のある害虫対策にもなるので、この辺を気をつけたいと思います。
いつも無知ゆえに駆け込み病院が多いので、こういうのがあると便利ですよね。
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