6歳4歳1歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」がっちゃんです。
現在小学一年生の長女。
この夏は字を「正しい書き方」で「丁寧に書くこと」を頑張っています。
でも、この「頑張る」ようになるまでに、ちょっとひと悶着あったわけです。
字の上手い下手に関してはどちらでもいい
長女が字を書くようになって3年ほど。
幼稚園の頃は勉強が嫌いになってほしくないと思い、書き順や字の上手い下手に関しては一切指摘してきませんでした。
結果、長女の字はなんとも自由気ままです。
字なんてこれから何十年も書く分けで、今上手にかけなくてもいいし、なんなら字がうまくかけなくたって生きていけるわけです。
そこに私が求めているのは、自分がどう在りたいのか?という気持ち。
長女の場合は上手くかけないならまだしも、丁寧に書こうという気持ちはありませんでした。
ってかそもそも宿題の量ハンパない…!(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
「どうして字を丁寧に書かないといけないの?」
大切なことは自分に与えられた課題に対して常に丁寧に取り組むことが、なぜ重要なのか?と言うことを、どう長女に伝えればいいのか。
私のアンサーはこうでした。
何においても丁寧さは大事。丁寧に頑張ることで、将来大人になった時に仕事を任せてもらえたり、自分に自身が待てるようになる。
大人になると、自分の得意不得意なことに関わらず、いろんなお仕事を任される。それを丁寧にやることで、誰かを助けたり喜ばせたりすることができる。雑なお仕事ではかえって迷惑をかけてしまうこともある。
その積み重ねが『あの人だったら任せられる』っていう信頼につながっていく。
そして、また仕事がもらえる。
でも大人になってやりたい仕事があって、『やりたいです!』と手を上げても、雑なお仕事では信頼されず、仕事をもらえない人間になってしまう。
お父さんやお母さんは、もともとめんどくさがりの性格でできればサボりたい。
でも、仕事だから頑張る。
そういう信頼が次の仕事や自分の自信にもつながるって知っているから。
やっこさんは今、学校で出された課題をきちんと丁寧に頑張ることが仕事。とっても大事な仕事だと母さんは思っている。
あくまでもこれは1つの答えでしかないし、100点満点の答えではない。
でも今の自分に伝えられることはこれに尽きるな、と。
私は事務関係の仕事での信頼や期待が超低い
ブログでもそうですが、私は小さなミスを繰り返してしまうタイプです。
それは事務関係ではかなり致命的で、今までの仕事でもあまり良い評価を受けることはありませんでした。
しかし、最後の職場で今までの失敗経験を活かして、人の話をよく聞いてそれを丁寧に一歩ずつ進めていくこと、速さも大事だけどまずはミスをしないこと、を1番大切にして業務にあたっていました。
そうすると職場での評価は勝手に上がっていきました。
もちろん単調なお仕事でビジネススキルや専門性を問われるようなものでは無く、いわゆる簡単な事務職だったからと言うのもあります。
その自分の仕事の経験を長女に照らし合わせて噛み砕いて伝えようと思いました。
自分の言葉でないものは伝わりにくい
こう言うときに辞書感覚で育児書を見れば、答えが載っているのでしょう。
しかし自分の言葉でないものは人には響かない。
ましてや子供は素直でこういうときに限っての判断や直感が鋭いんですよね。
下手なことを言えば、次「じゃあそれはなんで?」と言われかねない。
こういう時こそ、自分の経験から答えを絞り出すようにしています。
丁寧に頑張ることへのアンサー
私にとって丁寧の必要性は自分が自分からも人からも信頼される人であるためという結論にいたりました。
最初は言い訳を繰り返していた長女も、そのへんはぼんやり理解してくれたようで、ひらがなの書き直しや書き順の見直し、別途ひらながの練習を頑張っています。
子供は良くも悪くもまさっらで、日々ブレていく。
言わなくてもできる子は世の中にいるかもしれないけど、うちの子はいたって平々凡々で、言わないとわからないし知らないし、すぐサボりたがる。それが普通。健康。
だからめんどくさいけど伝えて行くことを諦めてはいけないんだなぁと反省です。
この夏で「丁寧さを身につける」ことのスタートラインに立てると嬉しいなと思います。
★合わせて読みたい後日談
そして夏休み。丁寧さを重点的に気をつけた長女の三者懇談会の結果です。
長女がたった1ヶ月で字が書けるようになったのは「お友達にお手紙を書きたい」と言う人並み以上に強い情熱が原動力でした。
わが家はぬるま湯教育です。「幼いうちは好きなことさせろ」派です。