6歳3歳1歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」がっちゃんです。
今の私の暮らしには、自分の生い立ちがどう関わっているのだろう?
そんなことをふと立ち止まって考えたのは、「ベリーの暮らし」のベリーさんの「子供4人共働き・賃貸60m2でシンプル丁寧に暮らす 」を読んだからでした。
4人子育て&賃貸暮らし&共働きでもすっきり暮らすベリーさん
同時期にはてなブログでブログを始めたベリーさん。人気ブロガーでメディアでの連載もしており、その暮らしぶりはここ数年、私の中でも特に特に憧れの存在でした。
ベリーさーん@berry_kurashi
— がっちゃん@絵描きのまねごと (@gu_gu_life_blog) 2020年4月12日
無事に届きましたよ〜😊😊❤
夜の楽しみにさせていただきますね!すごい嬉しい!! pic.twitter.com/lDhYRlBji1
4人のお子さんがいて物が多くなるはずなのに片付いていて。
仕事でお忙しいはずなのに家事がスマートで。
おうちが賃貸で大きいわけではないのにものの置き場所が決まっている。
そしてベリーさんはいつも一定のリズムを刻むように穏やかに文章を綴られている。
あ、あわかったぞ。
これはきっと、ベリーさんは時空を超えてやって来た人型ロボットで、必要なものは全部ポケットに詰まってるんだ。そうに違いない。
いや、目を覚ませ、私。
そう思いたいのはわかる。 わかるけど、違うんだ。
ベリーさんの暮らしが「すっきりシンプル」であり続ける理由
ベリーさんの暮らしにルールがある。
そしてそのルールにはベリーさんのこれまでの生い立ちがある。
実家は経済的に恵まれていませんでした。
一時は食べるにも苦労する時期もあり、受験や進学でまとまったお金が必要となるたび、自分は勉強を続けられるのか強く不安に思っていたことを思い出します。
引用:シンプル丁寧に暮らすp124
これはお子さんの勉強やお金の教育に関するお話の一部でした。
でも、もしかしたらベリーさんの生活の大部分において、このお金の価値観が選択の根底にあって、その上で生活が作られているのかな、って。
毎日ブログで垣間見るベリーさんの生活は、一見するとストイックにも見えます。
それはベリーさんにとっては生い立ちがあり、そこで作られたルールがある。そこからぶれないように粛々と暮らす様子が一見ストイックに見えるだけで、それは至ってシンプルな構造なのかもしれない。
このゾーンに入った時、人はきっとぶれないんだろうな。
私もそういうものがあればいいけど…。
ネガティブの裏返しは凖ポジティブ
私はネガティブの裏返しは凖ポジティブだと思っています。オセロのようなイメージです。
理想を追求しようと思えば、ネガティブを裏返しただけでは、完璧ではないのだと思います。
一度ポジティブの1つ手前まで物事を運んでから、理想に近づけるために、もう一度ポジティブを詰み重ねる。
うん、朝から何言ってるんだ私。
仕事で言えば、問題解決をしてからアフターフォローのイメージです。
うん、仕事してないけどな私。
私は器用な人間では決してないし、いつも一度で成功することはなくて、失敗した先にしか成功はないから、そういう風にしか物事を進められないのです。
でも周りを見れば、一度で理想的な住まいをかなえたり、生活を送る人も居る。何をやってもビシッと決まっちゃう人がいる。
そういうものに憧れと劣等感があったんだと改めて実感し、でもベリーさんの本を読んでいると、そんな自分でも前に進むことで築けるものがあるんじゃないかって勇気づけられました。
ベリーさんはいつも事実を淡々と記録し、そこにふと感情を乗せるように文章を書くんです。
安易に見え透いたポジティブな形容詞を使ったりはしないんです。
だからそんなベリーさんの文章や暮らしぶりが、自分の心にそっと寄り添ってくれたような気がしました。
私の中にどんな価値観が根付いていて、どう言うルールがわが家にしっくりくるのか?そのためにどう暮らしていけばいいのか?
なんとなくだらだら過ごしている毎日ですが、ベリーさんの培った知恵を生かし、もう一度考えてみようと思える本でした。
ねぇねぇベリーさん(…気安い)。
もし余裕があったら興味本位で聞いてみたいです。
ベリーさんがこの生活がブレるほど熱狂するもの。
ここで言う「熱狂」はこの方の意味合いです。
もしそんな世界があったら、ちょっと覗いてみたいです。
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