6歳3歳1歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」がっちゃんです。
わが家の長女が幼稚園を卒園する2020年の冬。
皆さんもご存知のコロナウイルスにより、内閣総理大臣より2月27日の午後6時頃、全国一斉休校の要請が出されました。
その影響もあり、わが家の長女が通う幼稚園も3月2日の午後から休園となり、そのまま春休みへと突入しました。
私の住む関西でもコロナウイルスに感染した方が確認されたこともあり、卒園式は短縮化されることになりました。
短縮化された卒園式の内容
例年と変わらず行われた内容
・卒園証書の授与
・卒園児の歌
・園長のお祝い
この内容で簡素なもののはずが、長女の園の園長はお話が長く、まさか1時間以上もかかっていました笑。
削られたもの
・市長及び市議会関係者、近隣学校の言葉
・ PTA会長の言葉
・祝電紹介(メッセージは掲示にて省略)
・在園児からの歌やお祝い
・集合写真
集合写真を削られるのは仕方がないにせよ…ちょっと寂しいですね。
参加者
・卒園児
・最小限人数の保護者(事情のある家庭を除き祖父母などはNG)
・教職員
例年、在園児さんが卒園児を送り出してくれるのですが、今年に限っては在園児は不参加となりました。
また、大人の事情で呼ばれている来賓も無し、保護者も最低限で、とお達しがありました。実際はご夫婦でこられているご家庭と親御さんお一人でこられているご家庭と半分ずつの印象でした。
この辺に関しては、「最少人数とは…!」と不満を漏らす声もチラッと聞こえました。
注意事項として
・式中はマスクの着用の要請あり(子どもたちには幼稚園から会場で配布がありました)。
・当日は卒園児及び保護者は検温することを求められ、体調が優れない方、風邪症状がある方の出席はNG。
・特別な持ち物は上靴と絵本袋(お祝いの品や卒園証書の持ち帰りのため)。
・当日は晴れたため、式中はずっと窓が開いた状態でした。防寒をしっかりめにと事前連絡がありましたが、結構温かったです。
▼幼稚園ママの卒園式コーデ
特別な卒園児
3月14日に行われた安倍内閣総理大臣の記者会見で、卒業生の皆さんへ送辞がありました。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。最後の思い出を作る、この大切な時期に学校を休みとしたことは、大変申し訳なく思っています。皆さんが先生や友達と育んできた絆(きずな)は、決して色あせることはありません。そうした絆を大切にしながら、これからもそれぞれの道で大いに活躍されることを願っています。
安倍さん贔屓でもなんでもないですが、こんな事態にこういう声かけがあったことへ、卒園時の親としては嬉しい気持ちでした。
短縮化された卒園式の感想
緊急事態だったということがとても実感できる卒園式でした。
園長先生から「子供たちの命をや健康を守るため、休園となり…」と休園措置に話が突入した時に、「命」というワードで、ことの重みを改めて実感しました。
例年の卒園式が開催できるように準備を進めてきた形跡が掲示された式次第や保護者へ配布された式次第からも感じられ、急遽、園側で様々なことを調整してくださったのだろうと感じずにはいられませんでした。
それでも、休園措置があった中でも、子どもたちの体と心の健康を気遣い、また子どもたちの小学校への橋渡しを前向きに進めるために、担任の先生が思考を凝らしてしてくださったことがすごく伝わるものでした。
長女の担任の先生は、おそらくこの5歳児クラスの主任。
緊張もありつつも、年長の担任としてはベテランの風格がある先生なのですが、式に子どもたちと入場した時の顔がすでに泣いたような顔をしていて、可愛らしい一面に、正直しょっぱなからつられそうでした。
でも、長女が式中ずっとにやけているので、全然泣く場所がなかった…笑
ちょっと!!!長女よ…もっと式に集中してよ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!!!
5歳になったくらいから、自分が周りからどう見られているか?をとてもっきにするようになった長女。
真面目な場所ほど、恥ずかしくてやけてしまうらしく、どうも周りの目が気になって感動の境地には至っていなかったようです。
恥ずかしがり屋で大人しめな長女の成長
まぁね。
母ちゃんもお陰で終始楽しく式を終えることができて、なんだかホッとしたよ。
非常事態宣言は出ていないものの、休園措置が取られている子どもたちにとっては、紛れもなく非日常であり、非常事態でもあるこの状態。
コロナウイルスがどんな怖い風邪なのかもなんとなく理解している。
それでも、この日をいつもどおりの面持ちで迎えられ、長女らしく過ごせたことは、良かったなと思います。
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