家事を進める手をどこで止めていいのかわからない。
家事と育児が絡み合ってどこまでが作業で、どこまでがしつけかわからない。
ムラや無駄が多い私の家事をもっとシンプルにして1日の家事をより短時間で充実にしたものにするため、現在勉強中です。
アイキャッチが好評でウレピー(昭和生まれ)
そして今回その2冊目。
前回と同様、香村さんのトヨタ式を用いた家事本です。
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香村 薫 実務教育出版 2018年02月28日 売り上げランキング :
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まだまだ募集しています
— がっちゃん@書いて描く人 (@gu_gu_life_blog) 2019年7月27日
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そんな香村さんの家事本。
場所別に分けて家事のコツが具体例とともにたっぷり紹介されていました。
今回は、その中で今後真似するものをレビューとして記録します。
- 食べ物はすべて冷蔵庫に入れる
- キッチンを油で汚さない
- 「玄関収納は靴をしまうところ」という固定概念を捨てる
- 掃除方法も手をかけない技がいっぱい
- 1日は24時間あるわけで。1分1秒を削って、意味なんてあるの?
食べ物はすべて冷蔵庫に入れる
防災食品以外の食べ物を、キッチンの引き出しやパントリーにバラバラに収納するのをやめました。冷蔵庫の中を見れば、食べ物の残量がすべてわかります。
香村さん宅の冷蔵庫は、カゴと詰め替え容器で綺麗に整頓されています。
乾物はジップロックに入れてカゴに収納され、 調味料はセーラーメイトに詰め替えられ立てて収納されている。
しかし、その利便性を語っていても、デザイン性を語っている点は一つもありませんでした。
インテリアとして整えているのではなく、純粋に家事をラクにする目的で詰め替えているのだと実感する説明文ばかり。
正直、今までは冷蔵庫の中を詰め替え容器で統一するのは「やりすぎなんじゃ…」と抵抗がありました。
しかし、香村さんの冷蔵庫を見ていると、すごく使いやすそう…。
我が家も導入したいと思います。
意外と、詰め替えることで我が家の簡易パントリーに詰められた乾物やストックたちも収まるかもしれない…。
キッチンを油で汚さない
家電や調理道具を駆使している香村さん。
大皿は持たず、そのままテーブルに出せるお鍋で調理したり
スチームオーブンレンジを使いこなし副菜を作ったり
コンロを汚さないようヘルシオのホットクックでメインを作っているそうです。
だからこそ、香村さんのお宅にはフライパンがないんですって。
すごい。
たしかに調理家電に炊事を任せれば、掃除の範囲は調理器具だけで済みます。
油で吹きこぼれて汚れたコンロ周りや
油が飛び散った床や
調味料がこべりついた壁を掃除することはない。
年末に私がやってきた作業がほぼゼロになるということ。
ヘルシオのホットクックは、使いこなせるか?流行り廃りで終わらないか?が心配でしたが、追随するメリットが大きいので、やって見る価値はあるのかもしれない…。
この本では他にも香村さんが愛用する調理道具が紹介されています。
その1つ1つが私にとっては私の炊事という家事の概念を覆すものばかりでした。
「玄関収納は靴をしまうところ」という固定概念を捨てる
先日の「トヨタ式 家事シェア [ 香村薫 ]」のレビューでも触れましたが、下駄箱だから靴を収納しなくていけないわけではないんですよね。
玄関収納1つで、忘れ物ゼロを目指すことができます。
そして香村さんのお宅では「靴の衣替え」をするそうです。
よく履く靴以外はクローゼットや押入れの天袋の納戸に収納するのも◎。夏と冬で入れ替えることをオススメします。
下駄箱なのに靴を他の場所へ置き、他のものを下駄箱に収納する。
これこそ、毎日1分1秒を大切にするコツなのかも…。
掃除方法も手をかけない技がいっぱい
例えば、1つの掃除を1から0まで手をかけていたら、それでその日の掃除は終わってしまうことがあります。
しかし、最初に掃除の仕掛けだけ作っておいて、「待機時間」で別の掃除を進める。
そうすれば今までの作業時間で1つしかできなかった掃除が3つできるかもしれない。
・靴箱を開けて外出する
・子供の靴はまとめて20分のオキシ漬け
玄関掃除だけでも、手間を省く方法は意外とありそうです。
過去に「使いにくい」と感じたオキシも、 もう一度チャレンジして見る価値はありそう…。
1日は24時間あるわけで。1分1秒を削って、意味なんてあるの?
今の私にはわからない。
でも1分1秒を削っていくうちに、その一歩ですらもっと短縮してみようと思えるかもしれない。
ゆくゆくは、無駄な労力を肯定しない自分になるんじゃないだろうか。
「手間暇かけたから、良い結果が生まれた」
そんな根性論は平成に置いていけ。
最短アプローチで最大の成果を。
そこで生まれた余裕で、お互いを思いやる余裕を持つことこそ、これからの時代に求められることなんじゃないだろうか。
だったら。
今私が目の前にある最大ミッションである家事を1分1秒削っていく姿勢を見せることは、子供たちにとってはとってもいい価値観教育になりそう…。
な〜んてね!
今回紹介した本はこちらです。
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これもそう。「専業主婦だから」「母親だから」大変な育児を選ぶ必要はないんだよ。
自分も含めて大切に。そんな余裕がもっと欲しい!