早いもので、現在5歳の長女が2年生の幼稚園に通いだして、1年弱がたちました。
幼稚園での成長はとても著しく、目を見張るものがありました。
そんな幼稚園生活も、学期末になると幼稚園で作ってきた作品を持って帰ってきては、クローゼットにポイポイしていたり、ゴミのようになっていました。
4月から進級するにあたり、長女が幼稚園から持ち帰ってきた作品を長女と片付けることにしました。
1年に1度は必ずやってくる「年度末」のルーティーンとして
片付け方法については何度も相談して進めてきましたが、こればっかりは、子供の成長が過渡期ということもあって、一概に「これ」とは言いにくいものがあります。
ただ、今回は集団生活をするようになり、はじめての「年度末」を迎えました。
小学生に上がっても、必ず1年に1度は年度末がやってっきて、1年使ったものたちの整理をします。
今回はその練習ということで、やってみました。
伝えたかったのは「捨て方」ではなく「残し方」
私は、自分自身がものの管理があまりできないので、極力無駄なものを持たない生活を心がけています。
いわゆるミニマリストというやつです。
しかし、私がミニマリストであろうと思ったのはここ数年のことで、たった5歳の長女にそれを押し付けるのは正直違うのかなと思っています。
そして何より、長女が頑張って作ってきた作品を長女が納得の行く形で整理できるようにしたいなと思いました。
自分もそうですが、ハンドメイドなどで頑張って作った作品を「年度末だから」という理由では、なかなか捨てきれない部分があります。
きっと子供達も同じ思いのはず。
思い出が鮮やかなうちは、まだ身近な場所に置いておきたいのかな、と。
そこで、「箱に入る分だけ、残したいなと思うものを選んでみてね」と伝えました。
セリアで蓋つきのA4の紙箱を購入し、そこに入れました。
小学生に上がった時に、どれくらいのボリュームになるかは、地域や子供によって大きく変わるかと思いますが・・・。
我が家の場合は、幼稚園のうちはセリアのA4ボックスで十分だろうと思い、1つ購入しました。
長女なりに一生懸命選んでいました。
工作のほかに、お友達と交わしたお手紙なども入れています。
お手紙によって、ひらがなが書けなかった長女も書けるようになりました。
いろんな思い出がいっぱいです。
子供部屋のクローゼット上の天袋に置きました。
漬物で言う「寝かす」状態でしょうかね。
来年も、同じ時期にこの箱を開けて、新しく作った作品と見比べながら、どれを残すかを決めてもらおうと思います。
年中と年長では作る作品の完成度は変わってくるので、おそらく長女も今年度作った作品は、来年にはすっきりした気持ちで手放せるのかなと思っています。
作った喜びや、作っている時のワクワクを大事にして欲しいから
子供達が作る作品は、ティッシュボックスの猫や、お菓子の箱の携帯、ラップの芯のステッキなど、何とも奇妙なものばかりで、生活の役には全くたちません。
それでも、作っているときはすごく楽しそうな顔をして、「あーでもない、こーでもない」と言いながら作っています。
思い入れのあるうちに捨ててしまい、「また作ろう!」というモチベーションが下がってしまっては、すごく勿体無い。
だから、我が家は箱を1つ設けて、「残すこと」に重点を置いて、子供と整理してみました。
来年もこの習慣が続いているといいな。←こら。
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