長女が幼稚園に入園して1年が経ちました。
幼稚園ってどんなところかな、お友達ってどんな子がいるのかな、先生はどんな人なんだろう、ママ友できるのかな。
親子共々、不安が大きかった一番上の子の入園。
入園準備よりもそっちの方が気がかりが大きかったです。
そんな1年前。
思い返せば未就園の生活でこんな事が長女の幼稚園生活の支えになっていたのかなと思います。
やっていて良かったこと
①荷物を自分で持ち歩く習慣
長女が入園した4月。
私は妊娠5ヶ月でした。
申し訳ないけれど、体調も安定せず、長女の荷物を持つ余裕はほとんどありませんでした。
昨今では、小・中学生の荷物が重たいと言われていますが、私個人としては幼稚園児も十分荷物が多いように感じています。
週の始めの月曜日には1週間で必要になる荷物が一式ドーンとかさむので、始めのうちは「重い・・・」と長女もぼやいていました。
しかし、当たり前の事かもしれませんが、長女は毎日自分の荷物は自分で持って幼稚園に通いました。
もちろん、自転車の日もありましたが、臨月の真夏の時期は本当によく頑張って毎日歩いたと思います。
それができた1つの理由として、2歳ごろから自分の荷物を自分で持ち歩く習慣があったからだと思っています。
長女は児童館に行くときも図書館に行くときも、私の実家へ電車で帰るときも、自分の荷物は自分で持ち歩いていました。
その子の個性もあると思いますが、長女にはその習慣があっていたように感じます。
最近では2歳の長男にも外出時には自分の荷物を自分で持ち歩くように、現在お願いしています。
②自分の荷物を自分で管理する
①の延長線ですが、長女には持ち歩く荷物の中身を自分で管理してもらっていました。
長女が3歳、長男が1歳の頃、児童館に通っていました。
児童館へ行くときの荷物はさほど変わらないので、その準備を練習がてらに任せていました。
3歳の当時はあまりにハンカチが洗濯に出してもらえず何枚もリュックの中に溜まってしまうので、荷物の可視化と荷物置き場の動線改善をしました。
結果。
少しずつ少しつですが荷物を自分で管理することに意識が向き、間違ってしまうこともたくさんありましたが、ちょっとずつ上手になったように思います。
今でも
今日はどこへ行くか
何時ごろ帰ってくるか
などを、長女と休日でも確認しあって、自分の必要な荷物をカバンに備えてもらっています。
その甲斐あってか、時間はかかるものの、毎朝の幼稚園の準備は一人でできるようになりました。
声かけはしますが、「今日は〇〇の日だからこれがいる」と自分でもブツブツ言いながら頑張って準備しています。
③早寝早起き
私が働いていて保育所に通っていた頃は、どうしても就寝時間がずれてしまうこともありました。
保育所ではたっぷり昼寝していたのでそれでいいと思います。
しかし保育所を退所して以来は、比較的安定して21時までには就寝できる日が多かったように思います。
朝は7時頃に起きて、20時までには布団に入って、21時までには就寝する。
幼稚園に入った当初に感じていたのは、思っている以上に体力を消耗して帰ってくるなということ。
本人も気がつかないうちに緊張もあったようで、すごく疲れていたようです。
そして夜の寝つきもすごく良くなりました。
早寝早起きを心がけていたからこそ、早く眠くなっても、夕飯の支度やお風呂などで長女の生活リズムを崩さずに、サポートできたように思います。
④予定を書き込むカレンダーで家族で予定を共有
結婚当初の共働き時代から、夫婦間でカレンダーで予定を共有してお互いの予定を把握していました。
おかげで、幼稚園の些細なイベントもカレンダーに書いておくと、夫が気がついて長女や私に声をかけてくれることが多々有りました。
私には
「今日、面談だったね。先生なにか言ってた?」
「参観、あの子どうやったん?」
など、長女の園での様子を共有しようとしてくれたり
長女には
「今日、発表会なんや、がんばってな」
「誕生日会、何したん?」
と、朝の出発する前のちょっとの時間に声をかけたり、夜帰ってきて「ただいま」の次に声をかけてくれたり。
ちょっとしたことですが、「専業主婦で幼稚園に通わせているんだから、子供の事は全て私がやって当たり前」、というスタンスではなく、「少しの合間でも育児に食い入ろう!」という気持ちに感じられて、私も長女も嬉しい気持ちでした。
長男にいたずらされ、デザインは変わりましたが、セリアのファミリーカレンダーがすごく使いやすいです。
⑤とにかく歩く
母が結構歩く人で、子供の頃、母と二人で名古屋に買い物によく出かけていましたが、競歩並みの速さでかなりの距離を歩き回っていました。
そんなせいか、私も結構歩く人で、妊娠中も5キロくらいスタスタ歩いてしまっていました。
自ずと、長女もよく歩くタイプの子になりました。笑
初めてのディズニーランドも一度も「疲れた」と言わず、朝6時から夜9時まで動いてたようです。
家から幼稚園までは近いものの、幼稚園生活を乗り越える基礎体力は、運動音痴な私ですが、「歩く」ことで身につけさせてあげれたんじゃないかと思っています。
・・・と、幼稚園前にしていた事で、良かったなと思える事がいくつかありました。ほっ。
しかしその 一方で、もっとしてあげたかったことも多々あります。
もっとやっておけば良かったなと思うこと
「タラレバ」の話になってしまうのですが、振り返ってみてもう少しできることがあったなと感じている部分もあります。
①同世代とのご近所付き合い
恥ずかしながら、幼稚園に入園して一年が経ちますが、未だに長女のお友達や、幼稚園のママさんを家に招いたことも、お宅を訪問したこともありません。
ご近所付き合いも浅く、同じ町内でも知らない人が多いです。
幸いなことに、長女はそれでも仲のいい友達を作って、楽しく幼稚園生活を送っています。
でも、もうちょっと私が踏み込めれば…
いつもそう思いつつも、なかなか今の場所から踏み出せずにいます。
②公園での遊具遊び
長女は公園があまり好きではありませんでした。
私と公園に行っても、ずっと地面にお絵かきしてるだけで、遊具ではあまり遊びませんでした。
おかげで、幼稚園に入る前はブランコの座り乗りが怖くてできませんでした。
しかし、幼稚園に入ると「お母さん見てて!」と言いながら、あっという間にブランコの立ち漕ぎができるようになりました。
のぼり棒を素足で登るようになったり、登ったかと思えばその棒で、消防隊員のように華麗にクルクルと降りるようになったり。
幼稚園で触発されてできることは本当に尊いです。
でも、そんな姿を見る度に、「私が知らなかっただけで、長女はもっと出来る子だったんだ」と思い、「もっとしてあげれることたくさんあったなぁ」とも思ってしまいます。
欲張りですね、私。
こんな感じで長女の幼稚園生活1年目を終え、最後の年長さん(我が家の長女の幼稚園は2年制)を迎えようとしています。
肌身離さず抱っこしていた赤ちゃん時代。
手を繋いで歩くことを拒否られたよちよち時代。
「幼稚園に入ったらね」が口癖だった幼稚園入園前。
思い返せば長女と歩んできた育児生活も5年。
自分の身の回りのことは自分でできるようにだいぶ成長し、姉として日々弟たちのお世話にも励んでくれていますが、まだまだ5歳。
分別がつくところとそうでないところもあり、控えめではありますが甘えたい盛りだったり、また自力でできないことも多々あります。
例えばヘルメットのベルトのカチっとする部分が自分では外せないとかね。
我が家は我が家なりに、ちょっとずつ本人が自分でできることを増やしてあげていければいいなと思っています。
2歳の長男にとっては、次の1年が幼稚園入園前の最後の1年。
長男とはどんな一年が待っているのかな。
>>入園後にやってよかったのはこちらです
>>進級した時にやってよかったのがこちらです
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