ミニマリストの方のブログを見るのが大好きです。
物がなくてすっきりしているということはもちろんですが。
それだけではなくて、その方の人生観、お金の使い方、暮らし方に共感することが多いです。
しかし、その多くの方が住まいが賃貸で、「賃貸派」の記事をお見かけします。
我が家は一軒家なので、なんだかミニマリストを目指しているけれど、これじゃあどこまで物を捨てたとしても、ミニマリストではないのかな?
なんて不安に思うこともありました。
家と暮らしは切っても切り離せないもの。
今後少しずつわが家のマイホームとミニマリストでありたい私との気持ちを綴っていければいいなと思います。
1.使い方は無限大。カウンターテーブル
家の間取りを決める時に考えていたのは「リビングダイニングを広く使うために、ダイニングテーブルは買わない」と言うことでした。
そこでキッチンカウンター越しにカウンターテーブルを作りつけてもらうことにしました。
読者さん「ダイニングテーブルがないのはミニマリストならではですか?」
がっちゃん「いえ、違います…妄想と憧れの若気の至りです。」
えぇ。
間取りを決めている途中に第1子である娘の妊娠がわかり、着工、入居となり、入居後に出産しました。
それまでは本当に自由気ままに生活していて、夫婦二人とも働き、それぞれのペースで生活していました。
「たまにはお休みの日に、カウンターでお酒飲んだり、朝ごはん食べたりできるといいよね~。」
なんて話しながら、カウンターテーブルを設置することに。
カウンターをつけ、巾の狭いカウンターを作り、その下に収納スペースを設けるお宅が多いそうです。
なんで担当のインテリアデザイナーさんも「えぇ~と、収納は…あ、ここはテーブルで使うんでしたね!汗」とたびたび確認をしていましたw
で、結局、カウンターテーブルでお酒を飲むことも朝ごはんを食べることもありませんが、現在は私の作業台として大活躍しています。
リビングに私の書斎がある感じです。
ブログを書くときも、アイロンをかける時も、布仕事をするときも読書をするときも。
私がこのテーブルを使っています。
また子供たちが成長すれば、ここでリビング学習ができるのかな?と期待しています。
2.区切らなかった子供部屋
わが家には2階に4.5畳×2部屋分のスペースがあります。
しかし、現在はこの部屋を壁で区切っておらず、1つの部屋として流動的に使っています。
今はまだ両親・義両親も元気なので、遠方から泊まりがけで遊びに来てくれます。
そんな時にはこの未来の子供部屋が客間として活躍します。
また子供たちの普段遊んでいないおもちゃや季節外の荷物もここに収納しています。
2つの部屋を1つでつなげていることで、エアコンも1台で済んでいます。
★保育施設ではNGとされている窓脇の絵本棚。現在は撤去しています。
当初は「子供は…2人!?」と全く将来を考えていなかった私たち夫婦。
それが現在、私が3人目を妊娠しており、この部屋がまた形を変えて活躍していくのかな~と楽しみにしています。
3.階段脇の踊り場
踊ってはいませんが、踊り場って言うんですよね。
階段を上がった、なんでもないスペース。
実は区切らない6畳ほどの空白のスペースを作りました。
これは当初、私たちの趣味のスペース(漫画部屋)にしようと考えていました。
入居後、漫画をずら~っと置いていたのですが、入居後間もなく産まれた子供の世話に追われてしまい、私たちがそこに踏み入れることはほとんどなくなりました。
そして月日は流れ、漫画の背表紙がどんどん日焼けしていくので、漫画は別のスペースに移動させ、しばらくは空っぽのスペースになっていました。
しかし現在。
絶好の洗濯干しスペースとなっています。
子供が増え、洗濯物が増えたので、洗濯の回数も増えました。
今まではちょっとしたところで部屋干しできていたのですが、さすがにそれでは間に合わなくなり、このスペースが大活躍しています。
また、わが家は現在折りたたみ用のベッド1台を除き、持っていたベッドを断捨離しました。
フローリングに布団と言う生活になったので、布団は毎日あげ下げしています。
その布団をあげる場所としてこのスペースが活躍。
★断捨離したベッドのかわりに購入したもの。
子供たちが大きくなれば、現在の寝室を娘に明け渡す予定です。
そして私たちの寝床はこの「なんでもないスペース」になる予定。
当初は趣味の部屋として考えていたスペースでしたが、時を経て色んな形に変わってくれそうです。
4.みんなの書斎、畳コーナー
家を建てるにあたり、夫が最初に出した希望が「畳コーナー兼書斎」でした。
畳コーナーをわざと小上がりにして、壁側に掘りごたつ式でテーブルを作りつけました。
わが家にはソファがなく、お客さんが来た時に座る場所があいまいです。
両親、義両親だと膝が悪かったり、直接地べたに座るのをつらそうにすることもあるので、この小上がりの畳コーナーが「ちょい腰かけ」のスペースになって喜ばれています。
仕事を持ち帰らない夫が書斎として使うことはないのですが…
今はリビングの子供スペースと化しています。
トランポリンや子供たちの普段着、おもちゃなどが置いてあります。
特に娘はここのテーブルでいつもお友達に手紙を書いたり、もくもくと工作をしています。
空間が少しわかれている。
それだけで大人も子供もちょっとプライベートな空間が生まれるので、私にとってもこの距離感がいい感じです。
子供たちが大きくなれば、子供たちの衣類は各部屋に移動させ、また書斎として色々活用できるかなと思っています。
5.死守した1階の収納スペース
収納は家の敷地の3割は欲しい!
とどこかで見聞きしていて、ほんとつい2~3年前まではマキシマリストだった私は「収納は絶対!!」と思っていました。
今でももっと欲しいな~と思っているくらいです。
だってね、後付けで家具を買うと、防災対策やインテリアセンスなんかが必要になってくるんですよね。
これが結構ハードルが高くて。
できたらビシーっと揃えていればよかった~なんて思っています。
しかし、それでも唯一死守した1階の収納スペース。
きちんとお願いしなかったら、1階に収納スペースがないままだったので、「収納をもっと下さい!」と無茶なお願いをして、よかったと思っています。
最後に
当初の予定とは違うもの
考えが浅はかだったもの
色々ありますが、結局は生活が家に合っていくような感じがしています。
いや、建築士さんがきちんと考えて間取りを作ってくれたおかげかな?
夫は今でも「家は3回くらい建てて初めてビシッと来る、なんていうけど、俺はこの家に何の不満もないし、快適やわぁ~」とへらへらしています。
そうだね。
あの時の私たち夫婦の考え方は決して完璧なものではなかったけれど、あの時に色々考えたことが、今はとっても私たち家族の生活に生きている気がする。
しがない家族の間取りの一例ですが、こんな風に活用できているよ~というお話でした。
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