ミニマリストの方のブログを見るのが大好きです。
物がなくてすっきりしているということはもちろんですが。
それだけではなくて、その方の人生観、お金の使い方、暮らし方に共感することが多いです。
しかし、その多くの方が住まいが賃貸で、「賃貸派」の記事をお見かけします。
我が家は一軒家なので、なんだかミニマリストを目指しているけれど、これじゃあどこまで物を捨てたとしても、ミニマリストではないのかな?
なんて不安に思うこともありました。
家と暮らしは切っても切り離せないもの。
今後少しずつわが家のマイホームとミニマリストでありたい私との気持ちを綴っていければいいなと思います。
わが家の決め手は!?
①駅から徒歩圏内の立地であること
当時は電車通勤で仕事をしていました。
賃貸→戸建、に変わってもずっと仕事を続けると思っていたので、できれば駅から徒歩圏内で土地をさがしていました。
残念ながら、育児が始まり仕事を辞めてしまって、その立地は通勤には行かせていませんが…。
その立地のおかげで、持っていた自動車を2台→1台に減らすことができました。
購入時に必要だと思ったことも、一時は不要になりましたが、今となってはそれに助けられている…。
人生、何がどう動くかはやっぱりわかりませんね。
②駐車スペースの確保
家を建てようと思った時、将来的には自動車を2台、自転車を2台ほど置けるスペースが必要になるだろうと考えていました。
私の暮らす地域では駅にとっても近い場所でない限りは、みなさん車庫を持っているので、車を置ける分の土地も含めて、購入を考えていました。
③返済できる予算で家を建てる
家を建てる上で決して外せない項目ですね。
実は、「家を建てるぞ~!」と考えていたころ、子供が3人欲しいなんて考えてはいませんでした。
漠然と将来的には3~4人家族になるのかなぁ。
くらい。
仕事も辞めるつもりはなく、ずっと正社員で働くつもりでした。
なので「ライフプラン シュミレーション」と検索しては出てきたサイトで色々シュミレーションしていました。
たとえばゆうちょ銀行さんがやっている「ライフプランシミュレーション-ゆうちょ銀行」とかも、簡単に進められるので良かったなと思います。
エクセルや自力でシュミレーションを考えることもできますが、質問に対して答えていくだけの方が簡単で、よりリアルに色んな想定を考えられるな~と思いました。
当時は想像力がそれはそれは乏しく…
ライフプランシュミレーションで質問してもらって初めて「あ、こういうことも人生の大きな出費になるのか~」と考えさせられました。
④日当たり
私は何度か引っ越しを繰り返してきました。
そこで毎回思うのは日当たりはすごく大事だということ。
一度日当たりの悪い部屋に住んだこともありましたが、お昼なのに電気を付けて過ごす生活は、やっぱり心苦しかったな~と思います。
家族が増えれば洗濯物も増える。
天気のいい日には布団を干して気持ちの良い暮らしをしたい。
日が差す明るい家で家族団欒。
そんなことを漠然と夢見ていました。
⑤庭スペースの確保
今でこそ、自分の小さな畑で家庭菜園を楽しめていますが、賃貸ではやっぱり憧れだけで終わっていました。
私の実家では、今は亡くなってしまいましたが、祖父がわが家の余った土地で畑をやっていました。
祖父は片足が不自由でしたが、暑い日も寒い日も畑の手入れをしていました。
私は祖父が畑を愛でる姿を見て育ち、それをずっと楽しそうだな~と手伝っていました。
そんなこともあって「半給半促」 には結婚当初から漠然とした憧れがありました。
結局、建ぺい率がどうとかで、必然的に庭ができ、畑のスペースを確保することができました。
色々と土地や建売など幅広くネットで探し、店舗に足を運んで今の家にめぐり合いました。
中古物件や建売物件もあわせて考えた!
私が最終的に出会ったのは、土地でした。
「この土地でだいたいこの価格で家を建てることができますよ。まだ建てていないので、間取りとかから一緒に作ることができますよ~」というパターンでした。
建売にして建ててしまうと、どんどん値が下がってしまうらしいので、その会社ではそうしてるみたいです。
①中古物件を見た時のプラスポイント
ズバリ「築年数」です。
私が暮らす関西では大地震が起こると言われており、また私が暮らす地域は断層もそう遠くはありません。
そうなってくると1つの基準として築年数が大切になるなと。
詳しい知識はありませんが、漠然として昭和56年と平成12年が大きな境目になる、ということだけは頭にあったので、築年数から逆算して、平成12年以前のものは避けるようにしていました。
1981年と2000年の建築基準法の改正時に木造戸建て住宅の耐震性が大幅にアップされる内容が盛り込まれています。
参照:住宅の耐震基準は1981年と2000年が転換期 [住宅工法] All About
私が探していた立地では、希望の築年数を満たすものはなく、結局中古物件はあきらめました。
ただ、中古物件のいいなと思ったところは、「素敵な間取りが低価格で購入できる」ところでした。
「え?こんなに広いのにこの価格!?」
「この内装、やろうと思ったら結構かかるんじゃない!?」
と思う家も、たくさん出会えて探した甲斐はあったな~と思いました。
今ではリノベーション等があり、内装なども好みに改装できるので、希望に見合う物件があれば、それもまたいい出会いかもしれませんね。
★実際に地震が身近に起こってしまいました・・・。断層の近くはやはり危険ですね。
②建売物件を見た時のプラスポイント
ズバリ「間取り」です!
建売物件はやっぱり善し悪しの判断がつきやすかったです。
営業さんが「今決めてもらえるなら、うんちゃらかんちゃらで〜」と言っても、家の中に入って「住みづらそう」と思えばご縁がなかったとあきらめがつきます。
実物を見ることができるのは、私には判断がつきやすかったです。
想像していたよりも日当たりが悪かったなぁ
ネットで見るよりも駐車場狭いなぁ
この間取りだと生活はどうなるのかな
この建具、ちょっと好みじゃない
お隣さんとの窓の位置が気になるなぁ
等が見た目で判断できる。
残念ながら希望の条件に合う物件数は少なかったのですが、建売物件もいくつか見に行きました。
わが家はそこでのいい出会いはありませんでした。
こんな感じで色々と探し回ったわけですが、結局はネットを徘徊し続けて1カ月。
希望に見合う土地の新着情報を見つけ、「ここだ!」と見学に行き、決めることができました。
ということで。
漠然とした家探しだったわけですが、わが家は土地とそこで建ててくれるパートナーを見つけることができました。
>>1つ前の記事を見る