6月18日の午前7時58分に大阪北部を震源として発生した地震から48時間以上が経ちました。
1週間は、余震に気をつけるようにと報道もあります。
震度6より大きな地震が来るとも言われています。
まだまだ油断ができませんね・・・。
とっさの行動で色々と動いてみましたが、もちろん反省も…。
あれから時間が経ち、今一度やったことを洗い出してみます。
1.通知・連絡の優先順位とその設定
こんな事態に恥ずかしいのですが、娘の幼稚園から緊急メールが来ていたのに、私は気がつくのが遅く、娘のお迎えに遅れてしまいました。
それは緊急連絡先に登録していたGmailの通知設定がきちんとスマホと同期されていなかったからです。
私のスマホはandroidです。
通知設定に関してはGmail側の設定を済ませ、スマホの通知設定が必要のようでした。
今一度自分の所へ来る情報通知に関しては見直し&整理したほうがいいかもしれませんね・・・涙
また、スマホなどの充電には限りがあります。
家族や連絡先の優先順位も踏まえて、LINE等はグループ単位で通知をオフにすることも1つの手段かと思います。
2.ガス機器の安全装置の設定を解除
大阪ガスを利用する大阪府内で約11万戸、ガスが停止されたと報道がありました。
第2報【地震による都市ガスの供給停止地域について】
— 大阪ガス通信 (@osakagastsushin) June 18, 2018
調査が終了し、ガス供給停止地域が確定。地震による供給停止戸数は約11万戸です。
供給停止地域一覧および、供給再開の見通しについてはこちら
>> 地震関連リリース第2報https://t.co/TZCyZKpYwD#大阪ガス#地震 #大阪地震 pic.twitter.com/kFRcoIDlBF
わが家は供給停止エリアではありませんでしたが、安全装置(?)が機能したため、ガスが付きませんでした。
「あれ??おかしいな・・・」と思って大阪ガスのサイトを覗くと、アクセスが集中しているせいか、サイトにつながりにくい状態でした。
ツイッターで流れてきた方法で無事に解除することができました。
ガスが停止しているお客さまへ
— 大阪ガス通信 (@osakagastsushin) June 18, 2018
現在、地震による都市ガス供給の停止地域は、大阪府高槻市、茨木市の一部です
上記以外のお客さまに関しては、マイコンメーターの遮断によりガスが止まっている可能性があります。復旧方法はこちらをご確認下さい#大阪ガス#復旧方法#地震 #大阪地震 pic.twitter.com/hK8WjChktB
この安全装置のことをよくわかっておらず、最初のうちはガスコンロで調理していました。
急な時はガスコンロとホットプレートで対応すればいいやと思っていました。
しかし、ガスコンロでの調理はいつもと火加減が違って苦戦しました。
弱火の調節が難しく、普段から使って慣れておくのも大事だなと感じました。
キャンプいかなね、キャンプ…!
ちなみにガスコンロで使うガスボンベも、避難経路等がふさがり、取り出せなくなった場合を考えて、玄関とキッチン収納でバラけて収納させています。
3階の納戸へ置くと夏の暑さが不安。
2階は寝室付近で不安。
と言うことで、玄関とキッチン収納になりました。
3.ミニマリストでも冷蔵庫の中身と食材ストックは多めに持ちたい
この記事でも触れましたが、冷蔵庫や食材ストックが空っぽだということは、たとえミニマリストであっても、意味がないと感じました。
子供がいれば特に多めに食材は常備しておかなくてはいけない。
それは・・・
地震が起きたからと言って、すぐに買い出しに走れるわけではないし、子供を連れて(ましてや妊婦である現在)、重たいものを持って何軒もはしごをするのは難しい。
「数日間食べられれば何でもいい」わけではなく、その精神的なストレスは、地震の数日後からじわりじわりと顕著にやってきます。
ぜいたくは言えない状況だけれど…
でも…
災害用の食材やカップ麺を数日間(×3食)食べ続けるのは、精神的にも辛さを増します。
大阪の北部ではスーパーやコンビニで品切れが続いているそうです。
特に食料品、飲料水。
災害を経験された方が、SNS等でも「冷蔵庫は食料庫」と教えてくれました。
自治体での災害ストックは 限りがあります。
熊本地震の時には被災後に「食べるものがない」と言う被災者の方に「自分たちで3~7日分は備蓄しておくのが常識じゃないのか?」と言うコメントをネットでも見かけました。
わが家は足りているのか?
心と体を守る食材ストック。
一方で食品の廃棄ロスとのバランス。
改めて考えていかなくてはと考えさせられました。
こちらは保存食のお菓子の一例です。
保存食でお菓子と言えばカンパンが一般的ですが、小さいお子さんだと硬くて食べにくかったり、飲料水に限りがある時に食べにくいといった意見も聞きます。
食べやすくて食べ慣れたものや、甘いものがお好きな方は加えてチョコレートや飴等を少し多めにストックし、切らさないようにしておくのも方法かと思います。
地震後の家事
①こまめに進める
妊娠中ということもあってか胎動ですら地震に感じます。
余震と胎動で、夜が更に細切れ睡眠です…涙
次が来るかもしれない、という不安があり、電気・水道・ガス等のインフラが停止してしまうことを心配し、細かく細かく家事を進めています。
洗濯はいつもより回数を増やしました。
夕飯は朝のうちに下ごしらえや調理を済ませてしまいます。
食器などの洗い物は溜め込まない。
ちょっと気持ちが過敏になってしまって、いてもたってもいられなくて…実は普段は全くしないくせに、包丁を砥いだり…w
これはやりすぎ。
②洗濯ものを畳んだままかごに入れておく
1日分の洗濯ものは、そのまま次の日の着替えやタオルに活用できますね。
片づけてしまうと、すぐに避難しないと!と言う時に、「あれ?これ?どこ?」と探し回る羽目になるので、1日分の洗濯ものは洗濯かごに入れっぱなしにしておきました。
片づけるのは次の洗濯ものが乾いた時。
家にいる時、夫はだいたい不在で、大人は私だけ。
ただでさえうっかり具合が半端ない妊娠後期。
限られた時間ですぐに動けるように、今は「する家事・しない家事」を分けています。
③ドア、引き戸などは全開にして避難経路を確保
地震後は治安が不安だから、窓や玄関は閉めておく。
— がっちゃん@3人目妊娠中(8ヶ月目) (@gu_gu_life_blog) 2018年6月18日
でも、家の中のドア類は少しでも早く避難できるように開けておくよ。
建付けが悪くなって閉じ込められたら怖いし。
私の母は、地震が起こってもいない時に、トイレのドアの建てつけが悪くなり、自分の自宅のトイレに閉じ込められた経験があるそうですw
ちょうど私が赤ちゃんの頃だったそうで、兄は保育園に行き、私と母だけが家にいたそうです。
玄関のカギは開いていました。
トイレのドアを開けようとして動かなくなった時、「まずい!!がつこが出ていく!!」と、大変焦った母は、トイレの窓から道行く人に声をかけて助けてもらったそうです。
何があっても、なくっても…
建てつけが悪くなることはよくありますね…涙。
災害が起こった後は、盗難や性的被害など、犯罪が増えるといいます。
新潟で起きた痛ましい児童殺傷事件から、我が家の周辺では不審者情報があとを立ちません。
怖い思いをしているのは、子どもたちも一緒です。
こんなとき、してあげられる事は本当に少ないけれど…。
玄関や窓のカギは閉めておきたいですが、すぐに逃げられるよう、また次なる揺れで怪我をしないよう、家の中のドアは引き戸は開けておきました。
最後に
しばらくはこんな感じで地震で感じたことにも触れて記事を書いてみたいと思います。
というのも、熊本地震の時に私は「被災者」ではありませんでした。
しかし、熊本地震の被災者の方がその様子をずっとブログで更新し続けてくれたおかげで、私はその時に初めて大きな危機感を持ち、災害について考え、わが家なりに準備を考えてきました。
100%の備えはありません。
しかしできる限りのことをせずに時が来るのは避けたい。
2年前の被災者の方のブログのおかげで、今、ある程度備えてきてよかったという安心感があります。
少しでもどなたかの備えのきっかけになれば幸いです。