2016年の夏ごろに購入し、秋から本格的に使い出した電動アシスト自転車。
車を持たない私にとっては、今やなくてはならない必需品になりました。
そんな電動アシスト自転車も、購入し乗り出してから早1年。
少しレビューを書いてみたいと思います。
セール品を購入したため、モデルが2015年盤と少し古めなので現状販売されているものと少し違う点があるかと思います。
ご了承ください。
あと、今日はちょっと長いです!
- 1.まずは自転車紹介
- 2.私が電動アシスト自転車を購入した理由と車両の決め手
- 3.生活はどう変わったか?
- 4.電動アシスト自転車の乗り心地は?
- 5.管理やその他は?
- 4.子供と電動自転車生活を楽しむため
- 5.最後に
1.まずは自転車紹介
①YAMAHA PAS Kiss mini 2015(カラーはオリーブ)
オリーブといってもかなり暗めで、ぱっと見は濃いグレーかブラックです。
色は赤かオリーブしかなかったので、夫も乗ることを考え、オリーブにしました。
たぶんこちらの2015年型かな?
YAMAHAさん、「PAS Kiss」「PAS Babby」ともに2018年に新しいタイプも出るようです。
現在では、似たモデルにはオリーブというカラーはないようです。
強いて言うならディープフォレストかな?
カラー:PAS Kiss mini un - 電動アシスト自転車 PAS/YPJ | ヤマハ発動機株式会社
チャイルドシートは前用が購入時についていました。
後ろはメルカリで半年後に中古を購入しました。
②左ハンドル
電動アシスト自転車のスイッチになっています。
電源の横に「ライト」があって、電源をつけると昼でも必ず点灯するのがちょっと難点。
ベルは回してならすタイプです。
③右ハンドル
変速機のことはあとで触れますが、通常の自転車と切り替え方が違うので、最初は少し戸惑いました。
前輪ロックは「これ必要?」と思っていましたが、子供を前に乗せる時になくてはならないものでした。(これもまた後ほど)
2.私が電動アシスト自転車を購入した理由と車両の決め手
①購入理由
私が2人目の息子を出産したのが2016年6月。
出産の入院中に夫が私用の自動車を売ってきてくれました。
その売ったお金で電動アシスト自転車を購入しました。
以前から「子供が2人になったら家計を小さくしよう」と思っていたので、まずは私用の車から手放そうと考えていました。
②車種選び~電動アシスト自転車っていつ安くなるの??~
自転車屋さんに聞きました。
「いつが安くなるんですか?」って。
いやね~、関西人はすぐに値切ろうとする。
そしたら「今ね~すごい人気でしょ。だから値段が下がる時期ってないんですよ。一般的には新しいモデルが出る時に旧型の値段が下がったりするんですが、電動アシスト人転車は正直それすらないほど人気なんです。」(2016年6月のお話です)
まじかよ。
私は高い買い物をする時は2店舗以上見積もりを出してもらって、再度、本命店舗に交渉しに行きます。
で、あきらめたくなかったので、近くのホームセンターにいきました。
そしたらなんと電動アシスト自転車が2台だけセール中…!!
2015年型のオリーブが10万円ちょっと。
2016年型のレッドが11万円ちょっと。
担当のおじさんに聞いたら
「1年のモデルの差なんてそんな変わんないよ~。あ~確かね、バッテリーがちょっと昔のほうが重いくらいじゃない?2016年のをセールの目玉にしたらさ、それより旧型が高いんじゃかっこ悪いやん。だからこの値段だよ~。もうおじさん下げれないよ~ははっ」
って。
※本当は色々改良があると思いますがね…
ありがとう、おじさん!
オリーブで大丈夫。夫も乗るし。
③車種選び~電動アシスト自転車で考えたポイント~
あ、ちなみに私は身長が155センチなので、最初からタイヤのサイズが小さめの電動アシスト自転車を探していました。
小さな自転車で前かごが運転席に入り込んでいるタイプだと、走行時に邪魔になってしまうかなと思い、前のチャイルドシートが運転席に入り込んでいないものを探していました。
そして自転車はトラブルやメンテナンスもあるので、ネットではなく最寄りの取扱店で購入したいと思っていました。
また、車種で言えば
最後までYAHAMAかPanasonicかブリジストンで迷っていました。
というのも、3人乗せなのでタイヤは丈夫な方がいいのかな??って思っていていました。
ただ、なんとなーく、ほんと何となーく…ブリジストンにひかれていました。
ま~でもあれですよ。
ブリジストンはお値段がちょっと他の車種より高いイメージ。
加えて、私の近くには店頭に置いている店舗が見つからず、断念。
加えて、おじさんの値引き。
……ええい!もうYAMAHAでいこう!
他に迷っていたのは、この辺の車種ですね。
3.生活はどう変わったか?
①駅から近いか?を気にせずに行動できるようになった
もちろん産まれてすぐの息子は自転車には乗せれないので、それまではベビーカーと電車に頼って生活をしました。
息子をおんぶして自転車に乗れるようになると、やはり生活は一変しました。
児童館へ行くにも、公園に行くにも、スーパーに行くにも、電車から近いか?を気にせずに活動できるようになりました。
②「もう歩けない」「もうちょっと頑張って」からの脱却
ベビーカー生活では所々娘にあるいてもらうことがありました。
そうすると「もう歩けない」と駄々をこねることが多々ありました。
お出かけの際は、子供たちの体力も逆算して出かけるので、なかなか遠方は難しい。
でも、田舎暮らしの私は少しで歩かないと児童館すら行けない。
しかし自転車生活になってからは、子供たちは遊び疲れたら自転車のチャイルドシートで寝て帰ることができるようになりました。
母として毎日のお出かけのストレスはかなり軽減されました。
③家計も小さくなりました
車を手放した1番の理由は毎月の家計のコンパクト化。
持っていた自動車が軽自動車でしたが、軽自動車でも平均して年間30~40万円のお金(初期費用も含める)がかかると言われています。
少しでも家計を小さくと思い手放した自動車。
そして迎えた自転車生活。
行動範囲が狭くなり、自ずとショッピングモール等の物欲を誘う場所から遠ざかったことで、さらなる家計のコンパクト化につながりました。
④私の体重維持と健康維持
産後、授乳という「太りにくい!」というゴールデンタイムを存分に味わっていました。
しかし、断乳して危うし。
目に余る脂肪と変わらない食欲。
そんな私の体重は増えずとも減らず。
自転車生活がなかったら、絶対ヤバかった。
▽▼▽私の断乳記録です。
4.電動アシスト自転車の乗り心地は?
①運動音痴な私でも初日から乗れました
はっきり言って快適です。
最初は電動アシストに違和感がありましたが、すぐになれます。
わが家は崖の上のポニョに出てくるそうすけの家の様な場所にあります。
正直電動アシストがなかったら、大人1人でも自転車に乗ったまま登ることは難しいです。
しかし、電動アシストのおかげで子供2人乗せたままでも何とか登り切れています。
②自転車(ママチャリ)と違った点
最初、ペダルにグイッ!!と感じる電動アシスト感がすごかった
最初、ペダルを踏むと、グイッ!!とアシストしてくれるので、そこに慣れるまでは少し注意です。
■変速切替がちょっと違った
私が今まで乗っていた自転車は、外装変速機だったようで、こいだ状態でないと切り替えできませんでした。
しかし、今の電動アシスト自転車は内装変速機の様で、こいでいるとうまく変速切り替えができない様です。
自転車に詳しくないので、ついつい切り替える時の習慣で力強く漕いでしまって、「あぁ!!軽くならないよ~!」と戸惑っていました。
※内装と外装の認識あってるのかな・・・ドキドキドキ
■車両自体、すごく重く感じる
一般的なママチャリが20キロ程度に比べ、電動アシスト自転車は30キロ程度だそうです。
さらにチャイルドシートと子供たちが乗るので、重たいですよ。かなり。
運転している時はさほど重さは感じませんが、押して歩く場所はそれなりに重たいです。
■意外と前輪ロックが重要
今まで自分だけで自転車乗っているころは恥ずかしながら前輪ロックを活用していなかったんです。
でも、子供を前のチャイルドシートに乗せると、さすがにロックしないと危ないです。
乗せる時も下ろす時も、ロックしない状態だと、前輪ごとぐわんと重心が傾くので、下手したら自転車が倒れることもあると思います。
5.管理やその他は?
①バッテリーは劣化していないか?
今のところ感じていません。
私は1週間で30キロくらいアシスト付き電動自転車で移動しています。
子供を2人乗せ始めて1年弱ですが、移動距離はさほど変わっていないと思います。
使用後はほぼ毎回充電しています。
自転車本体が30キロ程度あるので、それに子供とチャイルドシートの重量がのっかっています。
もしうっかり充電切れになった時、崖の上のポニョの様な場所にあるわが家にとっては辛すぎます・・・。涙
一度、充電を怠った時、うっかり少し遠いところに出かけ、帰りの坂道でバッテリーが切れたことがありました。
泣く泣く娘にあるいてもらいましたが、息子が乗ったアシスト付き電動自転車はとっても重いです。
比較的、この1年間、酷使してきた方ではないかと思いますが、それでも劣化は感じていません。
ただ、タイヤの空気圧が低いとバッテリーの消耗も早い印象です。
②メンテナンスは油をさしたり空気を入れる程度です。
これだけ乗っていて、カーポートの下に入れてあるだけなので、メンテナンスは夫にお願いして、2~3カ月に1回、チェーンに油をさしてもらっています。
一度、油をさすのをさぼっていたら、チェーンがカチカチ言うようになってしまったので、それ以来、(夫が)マメにやってくれています。
3カ月に1回くらいはタイヤの空気を入れています。
あ、あとは使用後の充電ですかね。
③自転車保険
地域によって義務化されたり努力義務とされていたり様々ですね。
ごめんなさい。
私は保険関係は夫に丸投げしているので、詳しいことはよくわかっていません。
そんなド素人ですが、自転車保険のことは何となくこのサイトがイラスト多くて分かりやすかったです。
自分が気をつけてると言っても事故はどう起こるかわからない所がやっぱり怖いですね。
④本音を言えばカゴなしはちょっと大変だった!
主婦にとってカゴがあるか?ないか?は大きな問題だと思います。
特に食材をまとめ買いする方には「カゴなし」は大きな痛手です。
私はカゴなしなので、極力買ったものはリュックに詰めて乗っています。
しかしリュックに入りきらない時には、やはりぶら下げるしかなくなります。
前が子供で重たいうえに荷物がぶら下がっているとやはり運転に影響を与えます。
大きめのリュックを買っておいてよかったな~と思っています。
4.子供と電動自転車生活を楽しむため
①自転車周りの環境整備
バッテリーをいつも充電するので、充電器は玄関のすぐ近く、かつ手の届きやすいところに置いています。
こちらの写真は玄関入ってすぐ左手の写真です。
カゴにキーを入れています。
最短距離で充電でき、出発時に忘れても靴を脱ぎ履きすることなく手にとれる環境にしています。
②準備は簡単に玄関にまとめる
上着、ヘルメット、手袋は玄関にまとめています。
ニトリのインボックスに、DIYのロ型の棚です。
玄関に集約させることで忘れ物をしても何度も往復しなくてすむこと
蓋や仕切りのないインボックスで子供が1人でできる仕組みづくり
を目指してこの収納にしました。
③自転車購入で買い足したもの
先にも少し触れましたが、自転車生活のために買い足したものがいくつかあります。
■防寒具としての手袋
ダイソーで手袋新調!手袋の買い替えのタイミングと子供手袋 - gu-gu-life’s blog
■ヘルメット(子供の数分)
上の娘の時はホームセンターで電動アシスト自転車と購入しました。
下の息子の時は、息子が自転車に乗れる頃に、メルカリで購入しました。
世間では色々かわいいヘルメットがありますが、わが家は至ってシンプルでお手頃なものを購入しています。
■後ろ用チャイルドシート
下の息子が前のチャイルドシートに乗れるようになってから、メルカリで購入しました。
中古ですが十分使えています。
こちらの2014年型で色は茶色です。
最初は色によっては劣化して見えるものもあるかな?と心配しましたが、街中で乗っている人を見ていると、何色でも劣化してるな~っていう印象を持ったことはありません。
好きな色でいいと思います。
5.最後に
自家用車が2台の頃は、夫も通勤で車を使うので、「子供が小さいうちは、田舎だし、車2台持ちも仕方がないんだ」と思っていました。
1人目が生まれ、働き出してからも「車通勤だし仕方がないんだ」と思っていました。
でも自分が働いた僅かばかりのお給料の多くが、自動車維持費に回っていることもなんだかあほらしくなってきてしまい、退職&出産を機に、手放そうと思いました。
現在、下の息子は1歳半。
車生活も楽ちんでよかったですが、電動アシスト自転車で私の生活は色々と身軽になりました。
「大変だね」といわれることも多いですが、私はどちらかといえばこの生活が気に入っていて、楽しんでいます。
車ではあっという間に過ぎ去ってしまって、気がつけなかった街並み(信号機、歩道、電車、スーパー、等すべて。)が子供と同じ目線で見て、自分の言葉で伝えたりできる。
「お母さん、今、娘ちゃんの幼稚園見えたよ!」
な~んて他愛もない会話をしながら、今日も電動アシスト自転車に乗って児童館や公園に行く主婦のレビューでした。
長い記事にお付き合いくださりありがとうございました。