3歳1歳の3人育児に奮闘中の「gu-gu-life(グーグーライフ)」がっちゃんです。
現在1歳の長男を妊娠する前、私は働いていました。
当時、すでに長女がいたので、いわゆる「ワーキングマザー(ワーママ)」でした。
しかし、現在は退職して専業主婦として生活しています。
今日はそんな私のお話です。
- 私がワーママを離脱したのは2回目
- 長男が晴れて1歳に。それでも復職しない私の思い。
- 専業主婦でもなんとか続けられる自分がいたことに気がつく
- 現在の私もまた自分の新たな価値を模索中なのかもしれない
- 最後に
私がワーママを離脱したのは2回目
今考えてもほんと、つくづく迷惑な話だなって思います。
①1回目の離脱
上の子を出産したのがきっかけです。
産休・育休をとって復帰したかったのですが、会社からのやんわりした拒否反応があったので、ここで1回目の離脱。
「やっぱり女性が社会で働き続けるというのは、生半可なことではない」といろんな意味で実感しました。
しかし自分だけの意志ではない退職に
「まだ働きたかった。自分は一生働くつもりでいたのに・・・」
という、プライドのような塊がずっとしこりになって残っていました。
②2回目の離脱
長女が10カ月の頃、幸いにも託児所付きの職場に恵まれ、また仕事を始めました。
色々ありましたが、これまた幸いにも2人目を妊娠することができました。
しかし妊娠4ヶ月目を迎えた日、服から染み出るほどの出血があり、やむなく入院。
そして安静期間をとるよう言われ仕事はNG。
出血は原因不明でしたが切迫流産と診断されました。
つわりもやっと終わりが見え始めたころ。
ゆくゆくは雇用形態やキャリアも重宝されるようになると言ってもらえていたので、育休をとって復帰して、あわよくば定年まで働き続けたいと思っていました。
しかし、私は妊娠するということを甘く見ていたことに気がつかされました。
長い期間働けなくなり、またもやここで離脱。
3人目を望む今、また何か急なことが起こって辛い思いをしたり、誰かに迷惑をかけたりするのではと思い、働くことはあきらめています。
長男が晴れて1歳に。それでも復職しない私の思い。
息子を出産してしばらくしてから。。。
職場の上司から復職を提案されました。
幾度となく転職をしてきましたが、こんなうれしいことを言ってもらえたのは、初めてです。
事務職だったことが多い私。
厳しいですが、事務職はいくらでも替えがきく職種です。
それでも声を掛けてくれたことが、「自分の働きを評価してくれる職場」だったと知ることができてうれしかったです。
それでも自分がワーママの道を選ばなかったのは、長男の命を思い、専業主婦と言う選択をした時点で、それまでの自分より少し視野が広くなっている自分に気がつけたからです。
私はこれまで「世の中の役に立つ仕事や職場に就くことで、自分が社会から必要とされる人材でいたい。」と思い続け働いてきました。
だから家族のことよりも「そうありたい自分のため」に働いてきたように思います。
しかし、切迫流産があり、ふと自分の周りにいる心配する家族の顔を見た時、今の自分が家族を必要とし必要とされる時間なんだと実感しました。
今の私に足りないものは、自分の本当に必要としている人たちと向き合うこと。
遅いかもしれませんが、それを知ることができ、その道を選ぶことができただけでも、私にとっては大きな一歩でした。
もちろん、長男の妊娠の時に切迫流産にならなければ、仕事はやめておらず、そういう自分も正しいと思っています。
専業主婦でもなんとか続けられる自分がいたことに気がつく
前の職場の上司に復職しないかと声をかけてもらったのは、ちょうど専業主婦になって1年が経過した頃でした。
よく仕事をしているお母さんは「私は専業主婦に向いていない」とおっしゃりますが、少し前の私も強く強く思っていました。
でも絶対無理だと思っていた「専業主婦」を私は1年も続けることができている。
その質はどうであれ、その実績が私に自信をくれました。
現在の私もまた自分の新たな価値を模索中なのかもしれない
今は復職しようとは思っていません。
子供たちがある程度成長するまでは、一緒にその成長を歩んでいこうと思っています。
そして正直、毎日がいっぱいいっぱいです。
1回目のワーママからの離脱のときには、自分だけが社会から置いてけぼりになったような気持ちで、とっても孤独な気持ちであせってばかりいました。
でも、2回目の今。
今の私にできることや、やりたいことが、まだまだたくさんあって、それを成してからでもいいと思えています。
「将来の夢」なんて大それたものはありません。
そして自分が「マルチタスク」は向いていないということもわかりました。
会社で仕事をすると言うことは、会社を通じて自分が社会の一躍をにない、会社を通して自分の存在意義を得る。
自分の価値を見つけようとするならば、仕事をすることが一番近道かも知れません。
しかし今の私はそれ以外の方法で自分の価値を模索しています。多分。
それはきっと、目の前のことと向き合って努力し続けることで、思いもしないところから他人が与えてくれる物だと思うようになってきました。
最後に
ワーママから離脱して2回目。
そして専業主婦も早2年目。
つるの剛さんが「出産してから、どんどん魅力的になる奥さんを見て、このままでは他の男に取られてしまうと思った」というエピソードを以前テレビでお話しされていました。
私もそうなりたい。
子供ができて容姿も思考も劣化して残念な自分になっていくのではなく、それが糧になって、輝ける自分でいたい。
あわよくば「がっちゃんが辞めて痛手だよ~。リアルに戻ってこない??」なんて辞めた職場すべてから声をかけてもらえるような人材になっていたい。
最近はそんな風に思っています。
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